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2011-03-05
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仕事を始めたばかりの頃、一人暮らしのおばあちゃんに言われた事があります。「貴女には、この仕事合ってるね!」 お届けを始めて2~3回目の出来事で、びっくりしましたが、とても嬉しかった事を覚えています。 「長年、色々な仕事をして色々な人を見てきたから分かるんよ。貴女なら向いている。」 当時、不安でいっぱいだった私には何よりの言葉でした。 その後も、ご家族のお話など沢山お話して頂きました。 お届け商品は、お子さんやお孫さんに差し上げている事も分かり「いいんですか?」と伺うと、「持って来てくれないと貴女に会えないでしょ!」と言って下さり、そんな風に思って下さっているんだと思うと胸が熱くなりました。 その後、ご病気の為に家を離れられる事になり、お留守のポストに暫く手紙を入れていましたが、今はまだお会い出来ていません。 兄に仕事の話をしていた時に「ヤクルトの商品も良いかもしれないが、お客さんは、貴女という商品も見て買ってくれてるんじゃないのか!」と言われた時に、商品だけではなく自分の事もしっかり見ていかなければと感じました。 ヤクルトの仕事は決して一人では出来ないと思います。 暖かく迎えて下さるお客様が居て、いつも励まし合う楽しいセンターの仲間が居て、全てこの仕事をしなければ出会えなかった人達です。
「出逢えた事に感謝」 何より理解してくれている家族に感謝して頑張っていきたいと思います。
美祢センター Tさん |
2011-03-05
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「毎週ヤクルトさんから元気をもらっているから今週も生きてる。」と口癖のようにおっしゃるお客様がいらっしゃいました。 私はよく年配の方が若者に対して口にする言葉だと思い、あまり気に留めていませんでした。 しかし、ある日「今日また半年と言われたよ。 前も半年だったのに。」といつもより嬉しそうにおっしやるので何が半年なのかを聞いてみると、実は心臓に疾患があり数か月前に余命半年悪くすると、もっと短いと診断さ れていたことをお聞きしました。 口癖の「生きている」は言葉どおりだったのです。 そして「やっぱりヤクルトさんに会えるからかな?わしが死ぬまでだから短いけれど、毎週来てくれよ。」と。 私は言葉が見つからず、笑顔をつくり「何年でもお伺いますよ。」と言うのがやっとでした。 残念ながら数か月後、その方は亡くなられてしまいましたが、奥様から、私に会うためのに飲み続けてくださっていたことをお聞きしました。 お伺いがいつもより遅れると私に何かあったのではないかとまるで父親のように心配してくれていたことを聞き、嬉しさと共にもう会えない寂しさが込み上げてきました。 ヤクルトレディになりたての頃、ヤクルトの良さは分かるけど、担当が変わるなら要らないと言うお客様が何人もいる事を先輩から聞いた時、その先輩が特別で、商品の良さ を分かって下されば誰がお届けするかはあまり重要ではないと考えていた私は、その方のおかげで私にも心待ちにして下さるお客様が居ることに気づくことができました。 今では娘や孫のように心配し、可愛がって下さるお客様や私が伺わないと相談相手が居なくて困ると言って下さるお客様もでき、少し自信もつきましたが、忙しさの中で事務 的な対応にならない様、これからもあの口癖と笑顔を忘れずお届けしていきたいと思います。
宝町センター Kさん |